さよりさんち。

30代女の備忘録に近い呟き。

100万円と、泣いた話。

今週のお題「100万円あったら」


初めてお題というものに手を出してみた。

たまたまとはいえ、ちょうど今週のお題がお金にまつわるものだったことは、とても皮肉な話だと思う。


以前、「人生で一番、今がお金がない」という記事を書いたように、私はしばらくの間、無職だった。


ずっと働いたことがないわけではない、これまでも幾つかのアルバイトを転々とはしていたけれど、結果的に言えば、どれも続かなかった。


セクハラ、パワハラモラハラ、辞めた原因は様々あったけれど、つまるところ私が何らかの理由で耐えられなくなって、適当な理由ーー親戚が体を壊したとか、そういうものが多かった気がするーーを並び立てて、逃げた形である。


そして私は去年の夏、決定的な間違いを犯した。それは私の心を壊すには充分なもので、最早完全に働けなくなった。外に出ることさえままならない日もあった。


流石にこれはおかしいと精神科に行けば、どうやら私は何年も何年も前から、ある病気だったらしいということを知った。


仕事が続けられなかったことも、あれも、これも、その去年の大間違いも、どうやらその病気が大元の原因だったらしいということを知った。


正直に言えば、ほんの少し救われた気がした。

これまでの後悔が、何もかも私だけの責任という訳ではなかったのだ、と言われた気がした。


そして今。

私はまた働き始めている。


これまでと違うことは、自分の病気を自覚していること、薬があること、そしてそのせいかもしれないけれど、これまでの自分よりかは、いくらか、頑張らなきゃいけないとか、格好良くいなければいけないとか、そういう風に考えることが減ったような、そんな気もすること。


とはいえ。


昨夜は職場からの帰り道、突然、耐え切れずに泣いてしまった。


特にこれという嫌なことがあった訳ではなかった。ただここ最近感じた色んなプレッシャーだとか、寂しさだとか、自分の不甲斐なさに対する悔しさだとか、なんだか色々な感情が混ざった結果である。


薬の類も、ただ少し私を「普通」に近付ける手助けをしてくれているだけで、マイナスの感情を感じなくするものではないのだから、ストレスを感じても、それは自然なことーー分かってはいたけれど、分かっていなかったらしい。


多分考えないようにしていたのだと思う。


だからこそ、とても驚いてしまった。

一瞬、近頃順調だと思っていた毎日が、実はちっとも順調ではなかったのかとすら思った。


泣くことも、ストレスを自覚することも、悪いことであるような、「正常」になれば、そういったマイナスの気持ちは全て無くなるものであるような、そんな風にどこかで期待していたのかもしれない。


でもそれは多分違う。


悲しいことや、泣いてしまうことが無いことが正常なのではなくて。


ちゃんと笑って、ちゃんと泣いて、ちゃんと怒って、そして時折肩の力をふっと抜くことができる、それが正常なのだと、当たり前のことを今更気付かされた気がした。


もう不必要な我慢はしないことにしよう。

自分の気持ちに蓋をする癖も治していこう。

頑張らないことを頑張ろう。


泣きたい時は泣けば良い。

辛いものは辛い。苦しいものは苦しい。

それで良い。それが良い。


と、いう訳で。

大分話が脱線してしまったけれど。


100万円あったら。

このコロナが猛威を振るう状況で、言うことではないかもしれないけれど、


両親を誘って、温泉旅行にでも行ってみたいと、思った。


そんな状況でなら、今の私なら、以前よりもちゃんと、泣いたり、怒ったり、笑ったり、できるような気がしたからだ。


ずっと許せなかった母と、未だに他人行儀にもなってしまう父と、そろそろゆっくり話す機会を用意してみたいと、


うん、そんなことを考えられるのなら、私はきっと、自分で思っているほど一杯一杯にはなっていないのだろう。


肩の力の抜き方は、まだまだ修行中の身だけれど、心に余裕、深呼吸、忘れずに。


今日もゆっくり頑張ろう。


人生何が起こるかわからない。

百万円だって、本当にうっかり手に入るかもしれないのだから。

近頃のこと。

随分久しぶりの投稿になってしまった。


シャカイジンと言うものはこんなに必死で忙しないものだったかと、オンナ30ン年生の私は今更首を傾げている。


今の職場はちっともブラックではない、と思う。数多ある大変な仕事場達に比べれば、どちらかといえばホワイト寄りなのではないかとも思う。


それでも久々のオシゴトは、当たり前に大変だ。


若い同期がどんどん新しいシゴトや人間関係に順応していくのを横目に、自分はこんなに頭も要領も悪かったかと、惨めな気持ちにすらなってくる。


精神年齢が表れてしまうのか、これまであまり見た目から年齢相応に見られることがなかったとはいえ、現実、歳はとっている。


私の頭はしっかりover30使用なのだ、ファイルの保存すらすんなりいかなくても不思議ではないけれど、それにしたって、ぽんこつが過ぎる。


全く未知の業種、聞いたこともなかった言葉を覚える為に四苦八苦して、毎日水筒を空にしながら動き続けて。


それでも心折れきってはいない、これまでよりずっと落ち着いているところをみると、案外、薬の類も効いているのかもしれない。


一先ずはポンコツが過ぎてクビにならないように、この休みでしっかり頑張ろう。



思い返せば、私の人生、逃げてばかりで。

学校も、仕事も、長く続けられた試しがなかったけれど、病気がはっきりしたせいか、それとも意外とこの業種が自分に合っていたのか、なんとなく、これまでとは違う感覚を覚えている。


物覚えも悪く、憂鬱になることも多い。順風満帆とは言い難い現状だけれど、まだ、頑張ろうとか、クビになったら嫌だな、とは思えている。


悪くない。

これは、決して悪くない状態だと思うのだ。


まずは落ち着いて。

ひとつずつこなしていこう。

ひとつずつ頑張っていこう。


焦らない焦らない。


働くこと、…試行錯誤。

長く無職を続けていた私だったけれど、6月からはしっかり(※当社比)働き始めている。


色々考えることはあれど、まず何より違うのは、つい先月まであんなにもあったはずの時間が、今は足りない程、ということだろう。


時間を無駄遣いしていた、とは思わない。

無為に過ごしていたようでいて、先月までのあれはあれでまた、必要な時間だったのだろうと思うけれど。


それでも、今、これまでより3時間も早く起きているというのに、準備して、働いて、帰ってシャワーを浴びて夕食を食べ、仕事の復習をほんの少ししただろうか、というところで、もう眠らなければ、明日に支障が出る時間になっているという、


世間一般的には極々当たり前なのだろう時間の流れ、その速さに、つい先日まで無職だった私は少々狼狽えているのが本音だ。


それでも私はまだ運が良かったらしい。

30を過ぎたアタマで、学生並の記憶力を求められる現状は中々にしんどいけれど、それでも仕事自体には面白みを感じることができている。


上司や先輩方の雰囲気も悪くない。

過去何度も、人間関係で仕事を挫折した人間には、それはとても有難いことだ。


勿論、ただまだ悪い面を見せられていないだけということもあるかもしれないけれど、入って数日で後悔する職場もザラにある中で、約一週間働いた自分が、週明けの仕事を憂鬱に思っていないのは、素直に、良い事だと思う。


それから。

先月末に行った病院で、改めて、自分の障害についての説明を聞いた。


よくある、軽度のうつのようなものだろう、と考えていた自分の状態が、どうやらまるで違うものだったかもしれないことを言われた。


まだ確実では無い、これから慎重に診断していきましょう、と伝えられたものの、出された診断名に対して、私は妙なまでに、すとん、と納得した。


自分は病気なのだ、とショックを受けるのではなく、ああ、だから今まで、あれもこれも、あんなにどうしようもなかったのか、と、初めて、生き難さに理由を貰えた気がした。


すっきりした、と言っても良い。

不思議なものだ。


病名については今はまだ書かないでおくけれど、今後なにか進展があれば、書くのも良いと思う。


ひとまず、今日は休日。

出勤日には出来ずにいた、仕事の資料を少しまとめたら、なにかまた、食べることにしよう。



詰め込まれた1日と、父。


ここ数日は外出する機会が多かったけれど、今日が一番「予定」を詰め込んでいた気がする。


というのも、私が通っている病院の類は土日休みであることが多いにも関わらず、来月から1ヶ月程は(無事続けることが出来れば)土日以外の仕事休みが無さそうだったからだ。


財布の中に200円ほどしか無くなっていた娘の現状をどこかで察したのか、……単なるたまたまか、珍しく連絡をして来た父がコロナで大変だろうと少しの助け船をくれたので、医療費と少々の食費に充てさせて貰うことにした。


父。

私は父のことをよくは知らない。物心ついた頃にはもう、両親は離婚していた(らしい)。


らしい、と言うのも、ある程度私が成長するまでの間、その事実はずっと母からも父からも、勿論他の親族からも、全く伝えられていなかったからである。


五年以上家に帰って来ない、二年に一回程度電話をかけてくる、さして顔も覚えていない父。今考えれば明らかにおかしな点だらけだったと言うのに、それでも小さな頃の私は、母が話していた嘘をそのまま信じて、ただただ、別に住んでいるだけ、と思っていた。


ほんの時折帰って来ては、母と喧嘩して出て行く父の事を、それでも嫌いにはなれなかった。


今でも特に嫌っている訳ではない、むしろ好きだとか嫌いだとかの関心を持てる程、父という人間をよく知らないというのが正しいのだろうと思う。


当時、父と母の間に何があって離れることになったのかも、私は知らない。


それでも、今、罪滅ぼしのつもりか、素直な愛情なのかは分からないものの、たまに会うと決して悪くはない扱いをしてくれて。今回もこうして、何も話していないにも関わらず、生活費を送ってくれるような父に対して、どういう感情を持てば良いのか分からずにいる私は、中々に冷たい人間なのだろうかと、思うこともある。


さて、明日は初出勤。

なんだかもっと色々書きたいこともあった気がするのだけれど、考えていると又、夜更かししてしまいそうだから、今日はこの辺にしておこう。


おやすみなさい。

お仕事事情と窮屈な野菜箱。

少しブログ更新に間を開けてしまった…


けれど、ここ数日は割と充実していたような。

ただただ鬱々と、どうしようもなく気持ちが下降する時間が完全に無かった訳ではないけれど、薬やお酒に頼って誤魔化してしまうことがそう無かったというだけでも、ひとまずは、上出来だと思いたい。


今更誕生日なんて気にするトシでも無いけれど、そういえば2日後は誕生日だ。その日は出来れば現実逃避の為ではなく、「美味しい」の為に、お酒を飲めたら良いと思う。


さて。

ブログから離れていたここ数日の間に起きたこと。


まずは、この前面接に出ていたお仕事の件。

無事、採用の連絡を受けた。


ブログ説明にもブログトップにも書いていた、無職(仮)という肩書きからも6月には卒業出来そうで一安心である。


ただ、初任給の日が予想より少し遅い。

より安心する為には、一応まだ完全に縁を切られていない(つもりでいる)副業に声を掛けて、臨時収入を得る必要がありそうだけれど、そちらは正直、私のメンタル的には出来ればもうあまり関わりたくない業界だ。


どうにか気持ちを浮上させてから、落ち着いて事を決められたら良いのだけれど。とりあえず、保留。



後は、実家から荷物が届いた。


元々あまり、両親とは上手くいっていなかった。今もそう弱音を吐き出せる相手では無いし、小さな頃に言われた、悪口と言っても良い言葉のいくつかは、未だ夢に見る事がある程、私の人格に影響を与え続けている。


私が大人になって、いつの間にか、厳しく怖い「母」はいなくなっていたけれど、代わりに、すぐ泣いて謝る、か弱い「女性」が現れていた。


口を開けば怒られるからと、何も伝えられなかった子供時代が心地良かったとは思わない。


けれど、口を開けば謝られるからと、泣かれてしまうからと何も伝えられない現状は、同じ「伝えられない」でも、窮屈さに違いがあるように思う。


いっそ悪役に徹していてくれたなら、素直に恨ませて貰えたら、少し違ったのかもしれないとか、そんな意味のない事を思いながら。


コロナで買い出しも大変でしょう、と、送られてきた野菜類を片付けた。


まあ、どんな複雑な気持ちがあれど、現状、食料は素直に有難い。美味しいものは尚更だ。


今日は何を作ろう。

色々考えてはしまうけれど、ひとまず、何かを美味しいと感じている内は、ちゃんと生きているのだと思う。思いたい。

後ろ向きにしかなれない時の話。

何をしても、何を考えても、どうにも、ずるずると、ずぶずぶと、気持ちが落ち込んで浮かび上がれないことがある。まさに今がそれだ。


そんな時は多分、ぼーっと、感動モノのアニメでも映画でも見て、ひたすら泣いてすっきりするのが正解である気がするのだけど、案外それも簡単なことではない。


そういう気分の時は何を見ても、どこか全部他人事で(いや、確かにそもそも、アニメや映画は全て他人事なのだけど)頭に入らないことも多いからだ。


後、単純に、気分が下降している時は大抵、何かを始める前からもう既に気持ちが疲れているので、あまり長い時間、同じ作品を見る集中力すら無かったりもする。


ならどうするか。

わからない。ので、とりあえず、食べたいものと、やってみたいことを箇条書きにしてみることにした。


まだ自分に、多かれ少なかれ願望があることを自覚したなら、僅かながら前を向けるような気がしたからだ。


まだ気持ちは浮いてこない。

それでも、何をしていても落ち着かなかったさっきまでとは変わって、ほんの少し、眠れそうな気もし始めたので、これはこれで間違ってはいなかったのだと思う。


もう少し、もう少しだけ、この世界にもまだ、したいことがあることを忘れないように、ペンを走らせてから、今日は眠ることにしよう。


明日はなにか、良いことがありますように。

踏んだり蹴ったり、泣いたり。

朝起きて、ばたばたと着替えて化粧をして、お仕事の面接へ。


予定時間よりずっと長く話して貰えて、少し期待しそうになってしまっている、いや実際期待を隠せていない……自分がいるけれど、手応えあるな、って思った時に限って、あっさり落ちることはよくあることなので、これ以上はもうあまり考えないように。


次どこに応募しようかな、くらいの気持ちでいられる努力をしよう。うん難しい。頑張ろう。


帰ってからは、少しぼーっとして、なんとなくカレイを煮付にして、食べて、その後パスタを食べて。またご飯を食べて。


何故か急に泣けてきて。また食べて。


気持ちがそわそわしたり不安定になると、とりあえず何か食べようとする癖、あまり良くないとは思うものの、まだ特に困る体型にはなっていないし、なんなら元々平均より痩せている方で、かつ、お酒に酔って、とかそういう理由でない限りは吐いたこともないので、まだ一応、「食べることが趣味」「食べることがストレス解消」と言える範囲と思って良い…?かな。


レンジで温めたものを取り出す時に、久々に火傷をして、今日はあれこれ片付けよう、と考えていた予定のほとんどができなくなってしまったことは少し残念だったけれど、


いちにちひとつ、頑張れたなら上出来。


今日は面接、頑張った。

あと頑張るのは、明日にしよう。