さよりさんち。

30代女の備忘録に近い呟き。

働くこと、…試行錯誤。

長く無職を続けていた私だったけれど、6月からはしっかり(※当社比)働き始めている。


色々考えることはあれど、まず何より違うのは、つい先月まであんなにもあったはずの時間が、今は足りない程、ということだろう。


時間を無駄遣いしていた、とは思わない。

無為に過ごしていたようでいて、先月までのあれはあれでまた、必要な時間だったのだろうと思うけれど。


それでも、今、これまでより3時間も早く起きているというのに、準備して、働いて、帰ってシャワーを浴びて夕食を食べ、仕事の復習をほんの少ししただろうか、というところで、もう眠らなければ、明日に支障が出る時間になっているという、


世間一般的には極々当たり前なのだろう時間の流れ、その速さに、つい先日まで無職だった私は少々狼狽えているのが本音だ。


それでも私はまだ運が良かったらしい。

30を過ぎたアタマで、学生並の記憶力を求められる現状は中々にしんどいけれど、それでも仕事自体には面白みを感じることができている。


上司や先輩方の雰囲気も悪くない。

過去何度も、人間関係で仕事を挫折した人間には、それはとても有難いことだ。


勿論、ただまだ悪い面を見せられていないだけということもあるかもしれないけれど、入って数日で後悔する職場もザラにある中で、約一週間働いた自分が、週明けの仕事を憂鬱に思っていないのは、素直に、良い事だと思う。


それから。

先月末に行った病院で、改めて、自分の障害についての説明を聞いた。


よくある、軽度のうつのようなものだろう、と考えていた自分の状態が、どうやらまるで違うものだったかもしれないことを言われた。


まだ確実では無い、これから慎重に診断していきましょう、と伝えられたものの、出された診断名に対して、私は妙なまでに、すとん、と納得した。


自分は病気なのだ、とショックを受けるのではなく、ああ、だから今まで、あれもこれも、あんなにどうしようもなかったのか、と、初めて、生き難さに理由を貰えた気がした。


すっきりした、と言っても良い。

不思議なものだ。


病名については今はまだ書かないでおくけれど、今後なにか進展があれば、書くのも良いと思う。


ひとまず、今日は休日。

出勤日には出来ずにいた、仕事の資料を少しまとめたら、なにかまた、食べることにしよう。