さよりさんち。

30代女の備忘録に近い呟き。

後ろ向きにしかなれない時の話。

何をしても、何を考えても、どうにも、ずるずると、ずぶずぶと、気持ちが落ち込んで浮かび上がれないことがある。まさに今がそれだ。


そんな時は多分、ぼーっと、感動モノのアニメでも映画でも見て、ひたすら泣いてすっきりするのが正解である気がするのだけど、案外それも簡単なことではない。


そういう気分の時は何を見ても、どこか全部他人事で(いや、確かにそもそも、アニメや映画は全て他人事なのだけど)頭に入らないことも多いからだ。


後、単純に、気分が下降している時は大抵、何かを始める前からもう既に気持ちが疲れているので、あまり長い時間、同じ作品を見る集中力すら無かったりもする。


ならどうするか。

わからない。ので、とりあえず、食べたいものと、やってみたいことを箇条書きにしてみることにした。


まだ自分に、多かれ少なかれ願望があることを自覚したなら、僅かながら前を向けるような気がしたからだ。


まだ気持ちは浮いてこない。

それでも、何をしていても落ち着かなかったさっきまでとは変わって、ほんの少し、眠れそうな気もし始めたので、これはこれで間違ってはいなかったのだと思う。


もう少し、もう少しだけ、この世界にもまだ、したいことがあることを忘れないように、ペンを走らせてから、今日は眠ることにしよう。


明日はなにか、良いことがありますように。