さよりさんち。

30代女の備忘録に近い呟き。

人生で今が一番お金がない。

タイトル通りの現状である。

更に今月はもう収入の予定がない。参った。



元々そう倹約家では無いけれど、それでもここまで困窮するほど浪費家では無かった、はずである。


いや、そういうとまるで何か大きな買い物をしたとか、無駄な出費をしたように聞こえるけれど、特にそういう訳でも無い。


勿論、ここしばらくの買い物全てが正しかったかと言われるとそれは違う。調子に乗って某コンビニで新作のスイーツを買ったこともあったけれど、あれが絶対必要なものだったかと言われたら違ったということも理解している。


でもまあ、たかがその程度だ。

たかが、ではなく、されど、なんて言われたらまあ、それもそうかもしれないけれど。


実家もあまり裕福ではなかったから、それなりに節約には慣れていた反面、不意にお金を持つと嬉しくなって、多少無駄遣いしてしまう面があることは自覚していた。だからこそ少し前までは、割とちゃんと自分なりに管理していた、出来ていた、つもりなのだけど。


人間、一度自暴自棄になると中々立ち直れないもので。


本当に何か実行するつもりがあったかは、今はもう分からない。ただ、ああ、しんどくなったらしんでしまおう、と、漠然と思ったことがあった。そこから貯金ができなくなって、同じ仕事を長く続けられなくなって、楽しい気持ちも悲しい気持ちも唐突に冷めることが多くなって、

……なんだか逃げてばかりの人間になってしまった、と、自分でも反省に似た何か、決まりの悪い気持ちを感じながらも、直し方が分からないまま毎日が過ぎていって、


それでも一応、何故か上手いことなんとかなって、ギリギリながら、その日食べるもの位は困らずに過ごせていたのだけれど、


今、コロナ含めて色んなことが重なって、じわじわと無職になりつつあって、


あ、このままでは家を出なければいけなくなる、とか、携帯が持てなくなる、とか、結構本格的な危機を自覚した途端、急に慌て始めたのが数週間前の話。


明らかに遅い。けれど、今更それを悔やんでもどうしようもない。


何はともあれ仕事を見つけなければ、と、今日は久々に履歴書を書いて。色々真っ白だなあと悲しくなりながら、なんとか拾って貰えたら良いなと、ポストに投函。


毎回求人に応募する度に色々期待しそうになるけれど、選ばれなかった時のショックを減らす為、「こういうのは半分運。落ちて当たり前、受かったらラッキー」と、なんだか虚しいことを脳内で復唱しながら帰る私。



正直、ここ何年かは、何件か雇って貰えたことがあっても、どこもパワハラセクハラ問題が多くて続けられなくなったりと運が無くて、またそういう職場を引いてしまうのではと不安な気持ちも強い。


こんなに続くのは、そもそも私自身にも問題があるのかもしれないし、それなら何か人格が変わるような出来事でもなければ、もう仕事を続けるという行為自体が私には向いてなくて、出来ないのかもしれないとすら思う。


でも、たとえ次の職場もまた、数ヶ月、数週間、数日しか続けられなかったとしても、その分のお給料だけでも、今は必要だ。


お家賃。携帯代。後、保険代。

今月は断念してしまったから、病院代もあれば嬉しい。


そう。現実的に考えて、来月も生きるというなら、今は新しい職を探すこと以外の選択肢が、思いつかないのだ。


頭痛薬は効かない。最近ずっと頭が痛い。

いい歳して、子供みたいに駄々をこねて泣きじゃくって全部放り投げたくなる。甘えるな気持ち悪い。


寝て起きたら、また別の求人も探してみよう。

今月中に仕事が見つからなければ、いよいよ実家に帰る選択肢しかなくなってしまう。それは避けたい。どうしても避けたい。死んでも避けたい、……それは案外本気かもしれない。


がんばろう。

プライドなのか意地なのか分からないけれど、まだ一応そう思えてるのは悪くないことだと思う。


深呼吸だ。

まだ生きてる。生きようとはしてる。誠実にも真面目にも過ごせてはいないかもしれないけど、これはドン底じゃない。悪くない。